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NHKにようこそ!
NHKにようこそ! (1) (角川コミックス・エース)NHKにようこそ! (2) (角川コミックス・エース)

たまたま友達が持っているというのでお借りして読んでみました。
が・・・1.2巻を読んでしかもコミックで先が読みたい。と思ってしまうのはどうも、ケツが青いらしい。
と、言うわけで、まだ出ていないコミック待つより原作読んでようかなぁーという気になっております。
1.2巻はどうもサワリという感じなんだろうけど、作中で現実と妄想の区別がつかなくなって、妄想がとてもおかしいです。
(現実も妄想でないかといわれれば自身がありませぬ)


あたしゃ、仕事で頭に来たある時、上司の引き出しにうんこいれちゃる!とか思ったことあったのを思い出した。
(ビミョーに違う!)
別にそれですっきりするとか思わなかったが、突然浮かんできた。
その後、事あるごとに、ハゲを撫でている自分とか、ラウンドキックかましている自分とか靴を投げてハゲに当たるとことか、思い浮かぶようになってきて段々楽しくなってきちゃったりした。
(けど、実際にはしませんでしたよ。(笑)


そういうの思い出しながら読んでいると、実に楽しかった。
引きこもりのお話とか書いてあるんだけど、暗いとこ全然なくて。
自分の楽しくて好きなことを地味にやっているというような。


あ。楽しくて好きなこと。っていうのはちょっと思ったんだけど、
例えばその「こと」は1〜10まであったとするでしょ。
それのうち、その人にとって大事な好きなことは例えば9だったり4だったり
あるいは4.258ぐらい・・っていう「刹那」とか「細部」のようなことだったりする。っていう特徴があるんだと思う。


ちょうど最近韓国ドラマ見て、その細部(のようなもの)を思った。
(もちろん「責任」でみてるんですけども)
そこに描かれるのは最後まで貫く純粋な恋愛感情。なんだけど、
そこはドラマで障害があって、病気や、お金持ちと貧乏という意味での身分、あるいは大人などで、それは、個人的な心の充足がシアワセではなくて社会的な充足がシアワセなんだということ。
(もてない自分がいたり、どうしたら、好きになってもらえるのか?ということでもない。)
という70年代風なことが描かれているのだが、
その、「日常」を捨てて恋愛に・・というより、単に何でもいいけど、自分の胸が苦しくなることがあれば(ストーリー云々ではなく)が、「いい」「好きだ」と思ってみている自分がいるんだよなぁー(もちろんテレビ画面の前に←って違うか。)