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- 作者: 小谷野敦
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2001/01
- メディア: 新書
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なんか最近書いていて読書のあるいはブログ自体もしくは日記なのかもしれないけど
とにかく「書くこと」の深淵みたいなものを感じているこのごろ。
でもってこの本読んで正直小谷野さんに怒られてるかと思いました。
きっとわたしは物語を語らず意見を事実の上に立って述べているかと思うとかなり怪しい。自分的にはテキトーなカンソーを書こうとは全然思ってないし。でも意味があるのかといわれるととてもスルドイところを付かれた気がして思わず「すいません」って言いたくなっちゃう。
正直言うと、小谷野さんの薀蓄のご披露のような気がするけど
所詮読書日記なんていうものはそんなものなのかもしれないし。
でもってわたし個人的には読書の本としては高橋源一郎のがすきなんですけど、これは小谷野さんの回りくどくない一刀両断型の語り口(書き物なんだけど)が非常に読んでておもしろい。
これはそういう意味で非常に「省エネ型」といえるのかもしれないけど、その非常にシェイプされた文章からは非常に「オタク」のにおいもしてきて楽しい♪(非常にの大盤振舞い)
。