実尾島 (シルミド) (SE一般版-高級DGIPACK) (韓国版) [DVD]
シルミド


ああそうだこないだシルミドみたんだ。
面白かった・・韓流の特徴たる「濃さ」(上の責任読書つながりで、実は観ました。でも同じつながりで、韓国ドラマも実は見(させられ)てるんですよぅ★★)もさながら、
もう何かことを起こさなくては(血気盛んになりすぎて)誰も止められないっていう
パワーとはちょっと違う苦悩のようなものがとても面白い。
もう少しそっちも色濃く出したら良かったのかなと個人的にはおもうのだけど、そーなっちゃったら、史実に色付けすぎて、青春モノだわね。


その、彼らは人間としてとか法的にとかで、「いらない」って烙印押された人たちだったわけだけど、要するに自分たちの身の置き場所がなかった(と推察してしまうんだけども)
ので、訓練を受けることでそういうものを感じていて、さらに仲間として結束も固めてゆくのだ。
でも、時代が時代で一触即発から緊張緩和に進む過渡期だったみたいでそうなっちゃうといらなくなっちゃって、この作戦も中止に追い込まれて、しかも、中止=作戦が国家極秘事項であったがために人員も最初からなかったことにさせなくてはならない事態になっちゃって・・・・
というわけで、またもや行き場を失った彼らがとった行動とは、史実の如く。というわけで。

最後の彼らの「あがき」は若者のとった行動としてあれしかなかったかと思うととても悲しかったけど、最初からそうだったともいえるし、ああするより他なかったのだろう。
そして、あの迫力はクライマックスという意味でも、またその悲しさの表現としても、この作品の一番伝えたかったところなんだろう。凄まじかった。