おそらく純粋。

信じられないかもしれないけど、恐ろしく寒い。ので咳が・・
(こないだ夜中にゴリエダンスをちょこっと録画見ながらまねしたのが悪かったのかなぁ・・)
ので、ツボ、「風門」を暖めようと、厚着をしているわたくし。
そうそう、前の韓国で思い出したが、韓国ではその名も「竹夫人」という抱き枕があるのだそうだ。
夏に暑いのでこれを抱いて寝るとひんやりしているらしい。
あとそういえばゆたんぽって言うのは漢字で書くと湯に湯婆と書いて、このばばぁは老人ではなくって、奥さんという意味らしい。
やっぱり、人肌っていうのは寒い時も暑い時も、人の身体にいいものらしい。
(だからといってわたくしが今、それを欲して(欲情とも申します)いるわけではございませぬ♪)


最近女性作家をなぜか読んでいるんだけど、(といいつつ、野ばらちゃんもいるけど)
作品の内容はいろいろで、変わったとこでは長野まゆみなど読んでみたんですぅ♡
若葉のころ (凜一シリーズ) (集英社文庫)内容はクリックしてお確かめいただければ・・・。


主人公の凛一は氷川(きよし・・は美しいけど)という男が好きなんだけど、別な男に言い寄られて抱き寄せられちゃったり(ああ。これこのまま)すると♡うっふん。になっちゃうんだよね。
氷川はドノーマルな男で(って扱い)彼女がいたりして、凛一にもちょっかいを出してくるので、凛一としては男である「僕」と付き合うと氷川君のためにならないとか言って会わないことにしちゃう。
でも、最後は氷川が白馬の「おうじさま」(って感じ)になって助けに来てくれる。
「凛一。お前だけだ」と。(はぁ)
凛一はそこで真実の愛を確信するんだけど、心の中で求めている人は氷川一人なのに一度会わないと決めた後に、フラフラしちゃうんだよね。
ずっとずっとこのままで好いから・・(きゃー。しびれちゃう)じゃないんだよねぇ。


あんまりこの辺がよくわからないのですが、要するにこの作品での凛一は、揺れる「オンナゴコロ」って奴なのでしょう。もしくはそれでもって「イケナイ」関係を続けてゆくのだから「忍ぶ愛」かもしれないけども。
だから、少なくとも凛一は揺れたけども、それは信じる人を未確定であったからという理由で、確定するまでぼんやりあったものをはっきりさせただけ、という意味でおそらく純粋なんでしょう。
でも、純粋、かつ清純派なあたくしといたしましては、同じく純粋、かつ清純派だと途中まで思って読んでいた凛一が、心臓が弱いのに大胆行動をして、はぁはぁして息も絶え絶えになっているってクダリには、オドロいて目が・・♡になったのでした。


でも、これを読むと、萩尾望都はじゃ・・って思うのだよ。
萩尾さんの場合は真実の・・云々じゃなくて、人間として・・というもう少し深いような気がしているのだ。残酷な神が支配するトーマの心臓も。。というわけで、バルバラ異界を買ってきちゃいました。