Matt’s Mood Matt Bianco

いつもながらなんとなく決めてしまった1枚。
バーシアかぁ・・まぁいいか。と思いながら。
実はバーシアの声というか、サウンドは、洗練されすぎている、癖がなさ過ぎるところがあMatt’s Mood
まり得意じゃないので。
でも、これは一度抜けたバーシアが復活したというCDなんだけど、
その考えが180度変わってしまった。
っていうより、なんだろうとかんがえると、
おそらく、バーシアの声を。とか、心を。とかという曲ではなくて、
バーシアが「リズム」の下に敷かれている、って感じなのだと思う。
もしかして、バーシアの曲はもともとこういうものだったのかもしれないけど、それが得意ではないということで、あまり好んで聴かなかったということなのかもしれないが。
でも、そう考えると、耳とかあたしの頭は変で、バーシアが「アンテナ」とか「クレモンティーヌ」に思えてきてしまって、ハモっているところも、なんとなくこのバーシアのくぐもっているような、ベールがかかったような声のおかげでとってもよく「半透明」「玉虫色」に聴こえてきて、心地よくなってしまう。
Golden Daysという曲はとってもこの辺がでてて、
(この曲には全然そぐわないけど)そうだ!バーシアは♪シャバダバダぁ〜♪が似合うかも♡とか勝手におもってしまったりして・・
(ところで、アンテナは今どうしてるんだろう)
それからこれは、そのバーシアのことがなくても、なかなか好い1枚なでのです。
コアじゃないからなんともいえないけど、アシットジャズのような感じもするし、アップテンポな曲はマンハッタントランスファーに似た感じもしたので、個人的にはとても好きです。