長らく・・

この1月間あまりに書くことが多すぎて・・
でもって何から書いてよいか。とにかく、書く気になったのがよかった。

まず読んだ本。
東野圭吾容疑者Xの献身容疑者Xの献身
これは、もしかして書くかもしれないけど面白かった。
個人的には白夜行(ドラマ化するらしい)以来だと思う。
謎解きを主にしながらも東野作品らしく我慢できない人と、耐え忍ぶ人がその主を作中で動かす当事者として出てきて、それぞれの思惑で動くところがなんともいえない。
最後はなんだかそこまでやると火サスだよ。だったけど、東野的な謎解き路線は結構イケる。
あと、leleleさんとこの本も読んだ。日常・共同体・アイロニー 自己決定の本質と限界
いつもこういう本を読むときには、いかに自分の生きるヒントになるか。を思いながら読んでいるんだけど、この本を読んだ率直な感想としては、仲正さんという人がとても自分に正直に、たとえそれで誰がどう思おうと気にはなるが、それが自分だから曲げられないといった考えで生きている人なんだなぁと思った。それは今の私としてはとても、勇気付けられることで、書いてある内容については専門用語とか学問的基礎知識がないので、正直難解でしたが、それでもこのことだけは読んでとることができた。
あ。あと、不夜城。完結した。3作不夜城 (角川文庫)鎮魂歌  不夜城II (角川文庫)長恨歌―不夜城完結編
シリーズ物。と俗に呼ばれるものはおそらく必ず中心人物が主人公なんだけど、
それをこの作品は無視してて、劉健一は必ず出てくるけど主人公ではなく陰で暗躍しているものとして出てきて最後はまぁ、本当の影になってしまう。ってことかなぁ。
それから。
ああ、山崎豊子女系家族女系家族〈上〉 (新潮文庫)女系家族〈下〉 (新潮文庫)
これはね。読み応えあったなぁ。
この人、人がたくさんの人の中で生きていく間にしてしまう人の業みたいの書くの上手だなぁ。
白い巨塔もそうだったけど、例えば、一見多分大多数の人が「ダメだ」と諦めることを諦めないで、抜ける道を探すんだけど、ダメだった。みたいなのなんだけど、こういう作品の醍醐味は抜け道を抜ける策を練って、それを一生にこんなことしたことがないというほどの力を注いでやりこなすところだよな。
私としては、登場人物では大番頭の宇市のずるい感じがとっても良かったりする。役としてはさえてないんだけど、下っ端生活何十年の日陰の中でためてきた力全部ここに注いでいるもんなぁ。

最近見たもの。
アニメ・・毎月見ていたもんが終わる。
新たなもん探しにいく。「トリニティブラッド」(通称トリブラ、もしくはアニブラ)これは好いのです。トリニティ・ブラッド chapter.3 [DVD]
お耽美で。原作未読で、(でも読もうと思っている)でもみようと思ったきっかけは、それが、ヒドく恥ずかしくていえない。(を推奨する)
まぁ、ちょっとしたきっかけで。(そんでラジオも聴いたりして・・)
また来月から楽しみが出来て嬉しい(ポジティブ)。
って同じ理由でなぜか、韓国ドラマ「パリの恋人」にはまる。パリの恋人 VOL.2 [DVD]
これはなんだか韓ドラに必要な「キーワード」御曹司、貧乏な女の子(しかもすぐ泣く)三角関係、出生の秘密・・なーんていうのがしっかり出てくるんだけど、どれをとっても「薄い」キーワード。
←わざと大きい画像にしてみる
それらが、ぜーんぶ濃く出てこないと、感動がすくないんだけど、つまりそれは要するに「ラブコメ」なのだ。
でもって、韓国一スーツの似合う男と称されるパクシニャン。
オレ様な感じがとってもスーツから滲み出ててよかったわぁ♡
本当にオレサマがスーツから滲み出てるの(はは)
ネクタイの柄とかネクタイの形もオシャレで、それと併せたスーツの色や中のシャツの柄もオシャレ。
それで、劇中、ずっとメガネをかけているパクシニャンではなく、その甥の役のイドンゴンのかけてたメガネが可愛くて(イドンゴンに似合っていただけだが)めがねを買いに行ってしまった。(散財してしまった)
イドンゴンはなんだろ、途中からずっとビートルズスタイルで通してた。
あと、オアシス、新暗行御史韓国映画)隣の女(トリュフォー)も観たがこちらは別な日に・・(と思う)


最近思ったこと。
一念発起じゃないけど、人生どこかで自分を締めて頑張らなくてはならない。とある人に言われまして。
言葉では理解できるんだけど、やっぱり、自分に訳することが出来なくて考えていた。
こないだ、太田光が、不登校児になりそうなぐらい学校も友達も勉強も面白くなかったけどそれだけは負けた気になるので絶対しなかった、まず学校とか教育とかに文句を言うんならやることやった奴が言うべきだから、不登校になった奴に学校とか教育とか先生のせいだって言うのは・・って言っていた。(だったと思う)
それで、思ったけど、締めるって言うのは、じゃないと、自分がだめになってしまうから、ここだけは我慢して頑張るって言うことを、無理を承知で出来なくっても出来ると思って守るって事(自分に対して)なんじゃないのか。
頑張るのメンドクサイし、風潮としては、頑張らず、自分らしくしてればいいんだよ。っていう感じだし、普通にしてれば普通の人生が送れる世の中だけど、道理が引っ込もうと、自分がどうなろうと無理をするのも面白いんじゃないかと思いながら自分に鞭打っていくことにしようと思っただす。
でもって、そんなわけで、そんな自分に本を買ってあげよう。
と思って今日、本屋行ったら、最近「コーチング」って流行っているんだってね。面白そうだったので買う。
あと、原価計算の本。ものの見方を原価計算でしているようだったので面白そうだった。
あと、時期ものの確定申告の本など・・って全然啓蒙とか自己啓発の本探しに行ったのに、別なものを買ってしまった。(まぁ自分ではそのつもりだけど)
(3時間も立ち読みして探したんだよ)